書き殴り・書きつけ・散文
自分に優しく居るために、髭を剃って、髪を切って、毎日お風呂に入って、好みの服を買う。作業の合間のコーヒーにはレモンを入れる。それも自分に優しくあるためだった。
世界は僕に優しくないから、僕だけは自分に優しくしないといけない。
問題を避ける一番の方法は、そもそもそこに居ないことだ。
雑踏の中で一人
またと見る事もない眩きがある。
ただ波の音
礼儀正しいだけの人間のなんと無価値な事か!
汝の罪は生まれいでたことにあり!
関わることもない人がある。
おはじきを夏に透かしたような灯り。
海と見違うほどの空。
時々、今にも全身が破裂するかのような時がある。訳はしらない。決まって私は痛みに頼る。太ももに針を突き刺すのを考える。痛みを思って脳を制圧する。押し寄せてくる。飲み込まれてしまいそうになる。